Mr.CB【第2巻】のネタバレと考察・感想|千明の修行と覚醒!

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原作:綱本将也先生、作画:谷嶋イサオ先生のサッカー漫画『Mr.CB(ミスターシービー)』の第2巻のネタバレと考察・感想を紹介します!

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2巻では、野球チームの練習に参加していた千明が覚醒します。

野球チームの監督にプロ野球選手への勧誘を受けるまでに成長した千明。

ようやく野球チームを卒業し、サッカーのキャンプに参加することができますが、カイザーこと吉永のお気に入りということで、他のチームメイトから目をつけられてしまいます。

しかし、そんな中でも野球練習で培った目測力や正確なキック力を発揮し、プロのサッカー選手として認められる第一歩を歩み出すのでした。

『Mr.CB』2巻には第9話から第18話が収録されています。

目次

Mr.CB【第2巻】の登場人物

第2巻のネタバレと考察・感想記事に出てくる主な登場人物を紹介!

千明明(ちぎらあきら) 主人公。元日本代表の吉永の後押しでプロサッカーの世界に入ることになる。センターバックとしての才能を開花させていく。
吉永衛(よしながまもる) 元日本代表選手。通称カイザー・ヨシ
桂木(かつらぎ) 東京ワンダーズのGM(ゼネラルマネージャー)
楳埜(うめの) 東京ワンダーズの新監督。
星川薫子(ほしかわかおるこ) スポーツ日日の記者
備後寛太(びんごかんた) 野球チーム東京ワンダーズの監督。吉永の同級生。
本田優希 吉永の彼女。元スーパーアイドル。
目白主水(めじろもんど) 東京ワンダーズのMF(ミッドフィルダー)。元海外組。

Mr.CB【第2巻】のあらすじとネタバレ

第9話 TRANSFER

NF3最終節、東京ワンダーズvs ASリョーマ高知戦。

激しいプレーが続く中、気迫ある姿を見せる千明。

プレス席からはアナゴンの中で潜入していたスポーツ日日の記者、星川が見守ります。

1月末、アナゴンの中で得た昇格できなければ解散という情報を基に記事を書いた星川。それから初めての取材に気まずさを感じています。

翌日から始まるキャンプを前に、GMの桂木は選手と監督に対して記事の内容を認めるとともに謝罪をします。

練習が始まると記者のもとへと向かうGM。

最悪のタイミングで記事が出たため、獲得を目指していた選手や内定していた学生の入団がなくなってしまったと話します。

そして、千明の移籍も。

第10話 BOW

入団したばかりにもかかわらず千明が移籍したと聞かされ驚く星川。

GMとともに千明の移籍先へと向かいます。

気まずい車内を経てついたのはもう一つの東京ワンダーズのグラウンド。

そこには、野球チームのキャンプに参加する千明の姿がありました。

なぜかと尋ねる星川にGMは吉永と楳埜のやりとりを思い出します。

想像以上に野球チームで才能を伸ばす千明に、サッカーではなく野球のキャンプに参加させたいと頼む吉永。

しかし、楳埜はカイザーを超える存在が監督であると拒否します。

そんな楳埜に対し、頭を下げる吉永。

千明の成長がチームにとっての大きな武器となると伝えます。

第11話 BOSOM FRIEND

頭を下げる吉永に、自分たちが初めて対戦したのはいつかと尋ねる楳埜。

18年前に初めて対戦してから20試合前後で22点自分に点を取られていると言います。

楳埜は上手くも速くもないが、何を考えているのかわからなかったと言う吉永。

しかし、今の状況を楽しんでる事だけはわかると顔を上げます。

目の前に屈託なく笑う楳埜。

千明の野球キャンプ参加を許可します。

場面が切り替わり、サッカーチームのロッカールームでは、吉永がチームメイトと千明の野球キャンプ参加について話をしています。

いつ戻ってくるのかと聞く選手に対し、吉永は備後監督のゴーサインが出たらだと答えます。

一方で、千明はバットを振ってもなかなかうまく当てることができずに、ファールやアウトになってしまいます。

落ち込む千明に備後監督は野球に専念する気はないかと尋ねます。

第12話 SCENERY

野球に専念するなら一流のプロ野球選手になれるかもしれないと伝える備後監督。

打球が前に飛ばないという千明の悩みは、野球を初めて1ヶ月の人間の悩みとしてはあり得ないと言います。

本来ならばバットに当てるだけでも驚くべきところを変化球にまで対応する千明。

その眼があれば一流のバッターになれると千明を誘う備後監督。

しかし、千明はプロのセンターバックになりたいと断ります。

そして、CBのポジションから見える景色が好きなのだと言います。

その言葉を聞いた備後監督は後1週間でサッカーチームに戻すと伝え、同級生でもあるカイザーこと吉永のことを思い出すのでした。

サッカーチームのキャンプ。

走るばかりの練習に選手たちは疲れ果てた状態でロッカールームで休みます。

そんな中、吉永の元には野球チームの監督である備後からの電話がきます。

千明が吉永と同様にCBからの景色が好きだと言っていたことを聞いた吉永は、走り足りないとランニングを再開します。

第13話 FORMER SOCCER BOYS

サッカーキャンプでの小学生の様な練習に不安気な表情を浮かべるGMの桂木。

楳埜は元◯◯という肩書きを落とすための選択だと言います。

この練習の中で、全員がただの元サッカー少年だということを思い出すのだと言います。

一方で野球キャンプでは、成長した千明が卒業を言い渡されます。

そして、吉永の家へと向かうと出迎えたのは女性でした。

第14話 THE THIRD

中に入り、用意されたご飯を食べる千明。

出迎えてくれた女性は吉永の彼女の本田優希でした。

吉永と出会った頃は別の仕事をしていたという優希が、元スーパーアイドルの本田優希であることに気づき驚く千明。

彼女は吉永にとって自分は3番目だと言います。

1番はサッカー、2番目は自分だったはずが今は千明になってしまったと言うのです。

第15話 KAISER’S CASE

沖縄のキャンプ地に向かう千明。

後部座席にはスポーツ日日の記者、星川の姿もあります。

野球キャンプ中も密着取材をしていた星川に千明はどうだったかと問うGM。

星川は野球の上達具合と選手監督全員から愛されていたことが気になったと答えます。

このチームでもそうなってくれればと願うGMですが、千明の挨拶の際には歓迎ムードが漂う中、荒波を立てる選手もいました。

元海外組、攻撃の中心でプライドの高いモンド。

特別扱いされているというモンドに、吉永は千明がチームにいる資格があることを見せると言います。

楳埜監督もその流れに乗じ、千明を交えた紅白戦を行うことが決まります。

第16話 THE FIRST STEP

メンバーは前日と同様、千明は吉永と同じチームで紅白戦に参加します。

自分の居場所は自分で掴み取れと言う吉永に、気合を入れる千明。

初めは野球チームで身につけた落下地点を予測する能力を発揮しますが、次のプレー以降はモンドに抑え込まれ、かえって利用されてしまいます。

跳ね返さなければと、焦った千明のファールからのフリーキックでシュートを決められてしまいます。

そんな千明に対し、吉永はさっきのプレーをもってアマチュアは卒業、次からはプロのプレーをするのだと言い、自分が千明にプロのCBの守り方を教えると伝えます。

第17話 A LIE

吉永の教えを聞いて再度気合を入れ直す千明。

次のプレーでは、前に来るモンドを押し返さずにいます。

ファール防止のためだと思い、もっといいポジションを取ろうと力を入れるモンド。

しかし、千明は後ろに引いてボールをヘディングします。

その後もボールの落下場所でポジションを取らない千明に、モンドもわざと千明が目測通りにポジションを取らないことに気づきます。

吉永のアドバイスは“嘘の情報を伝えること“でした。

目測では千明が上に立つため、たった一つの嘘で制空権を握れると言うのです。

千明のことを認める発言をするモンドに、吉永はこんなものではないと返します。

そして、その視線の先にはパスを出す千明の姿。

第18話 BYPRODUCT

千明は1本でも100本でもパスをミスすることはないと言う吉永。

千明と2人で練習していた際に、どの距離からも足元ピッタリにダイレクトでパスが出されていることに気づいていたのでした。

千明のパスから得点する吉永チーム。

モンドは千明のパスを受けたいと吉永のチームへと入ります。

この意外な副産物があれば開幕スタメンだってあり得るのではないかと期待する吉永。

しかし、楳埜監督は不敵な笑みを浮かべています。

Mr.CB【第2巻】の考察と感想レビュー

千明の能力がついに覚醒しました!

野球チームの監督に一流のバッターになれると言わしめるところから、元々の身体能力の高さが窺えましたが、正直どれだけ体の使い方が下手だったんだとも思ってしまいました(笑)

また紅白戦、やはりプロ相手ではまだ通用しないかと思いましたが、吉永のアドバイスで見事にモンドを出し抜きスッキリしました。

この調子でどんどん活躍し、認められていくことを願います!

高校卒業したばかりの千明に簡単にだし抜かれてしまう元海外組のモンドに少し不安も覚えますが…。

しかしなんといっても気になるのは最後の楳埜監督の笑みですね。

千明のことを認めているのか、又は使えないと思っているのか、どちらかわからないような描写のされ方で思わずドキッとしてしまいました。

楳埜監督は去年の戦力で昇格は可能だったと言っていたことからも、監督としてのプランがしっかりとありそうなので今後も注目したいですね!

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