シャドーハウス【第5巻】のネタバレと考察・感想｜星つきを目指すケイトたち！

ソウマトウ先生のゴシックミステリー漫画『シャドーハウス』の第5巻のネタバレと考察・感想を紹介します！

ジョンにシャドーハウスの真実を伝え、自分も星付きを目指すことを決めたケイトとエミリコ。

5巻では、喜びの会で、すす病のローズマリーと大型のこびりつきが現れ、生き人形たちは大パニック。

何とかこびりつきを撃退するも、双子の生き人形ベルがおじい様のすす入り珈琲をたたき割ってしまします。

騒動の黒幕が誰なのか、事件を解決することになったケイト達は他のシャドーや同期の仲間たちの力を借りて真相に近づいていきます。

果たしてケイトとエミリコは真犯人を見つけることができるのか。

『シャドーハウス』5巻には第51話から第62話が収録されています。

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シャドーハウス【第5巻】の登場人物

第5巻のネタバレと考察・感想記事に出てくる主な登場人物を紹介！

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シャドーハウス【第5巻】のあらすじとネタバレ

第51話 ジョンとショーン

ケイトからの手紙には生き人形が人間であり、シャドーハウスに洗脳されていることが記されていました。

ジョンはショーンの様子が改めておかしいことを確かめ、拳で殴り合いショーンを正気に戻します。

第52話 四対の星つき

こどもたちの棟にはバーバラ・ベンジャミン・スザンナ・オリバー、4人の星つきという特別なお影様がいます。

星つき達が会議の為、オリバーの部屋に向かう途中、聞こえてきた前リーダー「クリストファー」の名前。

その名前を聞いて、ベンジャミンは激昂します。

星つきの会議の内容はエドワードからの指示「ケイトの素行不良警戒」

特段問題はないと会議は終了しますが、帰り道バーバラは「クリストファーだったら」とこっそりこぼします。

第53話 喜びの会

次の大掃除の日の朝、エミリコはショーンの元へ行き、ケイトの思惑がジョンに伝わっていること、ショーンは洗脳が解けたことを知ります。

掃除終了後、週に一度の喜びの会と称し、おじい様のすす入りコーヒーを飲まされそうになりますが、エミリコとショーンは飲まずにこっそりと吐き出します。

喜びの会でのことを聞いたケイトは、まずは自分たちも星つきを目指すことを決めます。

第54話 好敵手たち

ケイトとエミリコは趣味の部屋で情報収集がてらマリーローズと談話した後、修練の部屋に向かう所で双子のシャドー、イザベルとミラベルと生き人形のベルたちに出会います。

意地悪な双子はすすの力なのかエミリコを操りだしますが、ケイトが仕返しに二人の足元をさらって転ばせてやりました。

第55話 ローズマリーの変

翌朝の喜びの会、またもやすす病にかかったローズマリーが沢山のこびりつきと共に現れます。

こびりつきは周りにいた生き人形の中に入り、どんどんすす病にしていきます。

大混乱の中、スザンナは珈琲を守るようベルたちに指示。

こびりつきは集まり融合し、大きなこびりつきとなって襲いかかりますが、オリバーの作った移動型すす回収機オリバー2号とエミリコが立ち向かいます。

第56話 大掃除

皆と協力し、エミリコは無事にこびりつきを撃退します。

エミリコは珈琲を任されていたベルたちの元に駆け寄りますが、ベルたちはおもむろに珈琲の入った瓶を叩き割ります。

第57話 破鏡不照

バーバラの指示で取り押さえられるベルたち、なぜか私はやってないと弁明します。

今回のこびりつき発生の原因はすす管理施設「すす管」の扉が開いていたことが原因でした。

すす管でこれだけの失態をして犯人も動機もわからないなどエドワードに報告ができないと、星つきたちはお互いを責め合います。

星つき達は表向きには今回の騒動をイザベル・ミラベルとその生き人形たちの仕業とし4人にすす管送りの罰を与えますが、エドワードからの忠告にならい、ケイトにも疑いをかけます。

そこで星つきの後ろにはエドワードがついており、自分が星つきに評価され期待ができないと知ったケイトは、今の星つき達はクリストファーより格下だと述べ、私なら事件を解決できると宣言します。

第58話 犯人候補

息巻くケイトに、バーバラは特別な権限は与えないが、解決すれば大きな評価を与えると伝えます。

部屋に戻り状況を整理していたケイトは、エミリコの持っていた地図を思い出します。

地図はすすで汚れてしまっていたため、地図を描いてくれたサラの元に話を聞きに行くべく、すす病のお見舞いに向かいます。

一方すす管ではイザベル・ミラベルと生き人形たちが、何度も何度もすす病になりながらも配管掃除を行っていました。

サラに話を聞いたエミリコとケイト、地図にもともと書いていなかった部屋のようなものがあることに気づきます。

第59話 散策

屋敷を散策しながら現場検証をしていくうち、二人はジョンとショーンに会います。

4人で屋敷の地図を作る為、高いところに上ると敷地内に草木で覆われた建物があることに気づきます。

錆付いて動かない扉をジョンが無理やり開けようとすると、建物の壁ごと外れてしまいます。

中にいたのはオリバーでした。

第60話 研究班

オリバーは自身の作ったオリバー2号を使いこなしたエミリコの来訪に喜びます。

オリバーはエミリコでいろいろ実験しながら、星つきの特権や煤量、香水のこと、今回の騒動の犯人の考察などを話してくれ、生き人形の部屋の鍵までもらいました。

今まで手に入れた情報を踏まえ、あと二人の同期を仲間に引き込むべく、ケイトは同期会を発足しようと試みます。

第61話 深夜の同期会

見張りがいることを考え、集合時間は深夜12時、ケイトは同期をパトリックの部屋に集めます。

今回の騒動を解決すれば大きく評価してもらえるから協力しようと誘いますが、ルウもパトリックも乗り気ではありません。

エミリコのように周りをうまく巻き込めていないと気づき、まずは親睦を深めることが大事だとすすをこねてすす人形を作り、楽しい時間を共有します。

結果二人とも協力してくれることになり、同期の絆に誓って犯人を探し出そうと声を上げます。

第62話 夜の空

ケイト達が同期会をしている間、ジョンとエミリコは屋根裏部屋からこっそり屋根の上に出て、話をします。

「自分たちがなぜ人形だと思い込まされているか」「もしかしたら顔の無い人形は主人をなくした生き人形なんじゃないか」「本当は自分たちの名前がジョン、ケイトだった気がする」などいろんなことを考えます。

雲が晴れて見えた夜空に、エミリコは同期の生き人形たちで同じように夜空を見ようと話します。

いつかはラムもいれて、5人で。

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シャドーハウス【第5巻】の考察と感想レビュー

ジョンとショーンが仲間に加わり、いよいよ本格始動という感じですね。

とりあえずショーンの治療法は衝撃でした。

残り二人の時は一体どうするんでしょう（笑）

リッキーはともかく、ルイーズは可哀想だから優しい治療方法を見つけて欲しいです。

いつもはエミリコがケイト様を見習おうとするシーンが多いですが、ケイトがエミリコのようにと遊び始めるシーンがお互いに信頼しあっているんだなとなんだかほっこりしました。

エドワードも今のところ星つきへの警戒指示で止まっていますが、本人が動いてこない分、何もしてこないのか不安ですね。

今後何か邪魔をしてくるのでしょうか、不気味です。

今回の騒動、いったい誰が黒幕なのか、なにが目的なのか、敵なのか味方なのか。

次で明らかになるのでしょうか、ワクワクします。